大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
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Minnie and Moo: Will You Be My Valentine (I Can Read) | |
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表紙の↑のインパクトにひかれてブッククラブから借りてきました。
ブサかわいいカバ(?)のMinnie(♂)とMoo(♀)を中心とした
farmでのほのぼのストーリー。
アメリカの子供向けレベル別読み物、「I Can Read」シリーズの
level 3に、このシリーズがあります。
以下、今回読んだ4冊のご紹介。
・Will You Be My Valentine?(1,332語)
⇒Valentineの日、MinnieとMooが愛のcupidsとなって
farmの皆に愛のpoemsを配りまくります。
日本だとバレンタイン=チョコのイメージですが、
アメリカでは手紙を贈ったりもするんですよね。
皆驚いただろうけれど、loveについて考えるいい機会になったのかな?
↑の画像のとおり、MinnieとMooのcupid姿が笑えます。
・Meet Frankenswine(1,288語)
⇒雷鳴とどろく嵐の夜、barn(家畜小屋)にmonsterが出た!
と動物たちが大騒ぎ。MinnieとMooが勇気を出してbarnへ行ってみると…!?
Monsterの正体にビックリ!それがmonsterだったとは!!
Poor pig!
・The Attack of the Easter Bunnies(1,068語)
⇒イースター祭のEaster Bunny(クリスマスでいうサンタ的存在)を
やってくれる動物を探しにMinnieとMooがfarmの動物に聞いて回ります。
Easter Bunnieって何のことだか知らなくて調べてみたら、
色のついた卵(のお菓子?)を子供に配るbunnyなんですね。
実際、人間の世界でも大人達の間で「誰がEaster Bunnyやるの?」って
揉めてるんだろうな~。
・The Night Before Christmas(1,051語)
⇒Mr. farmer(農夫)が孫達へのpresentsを隠したまま忘れてる!
そこでMinnieとMooがSanta Clausになって
孫達へpresentsを届けようとします。
自分達がSanta Clausになって届けようと考えるなんて偉い!
The farmerのMrs. Clausに対するツッコミが鋭くて笑いました。
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<ここまでの多読>792,530語/278冊
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How to Be Good(ish) (Indie Kidd) | |
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さて、ここからは本の中身について。
【Storyについて】
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10才の誕生日を迎えたばかりのIndieは、
学校で先生から、自分の得意なことを3つ書いて提出するように
宿題を出される。1つも思い浮かばないIndieは、
自分の得意なことを見つけようと色々なことに挑戦するが…。
<どんな人にオススメ?>
・Jacqueline Wilsonが好きな人
・イギリスの小学生の女の子の心情を描いた話が読みたい人
・自分に自信が持てない人
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この話(というかシリーズ自体?)は、主人公の女の子、Indieの
語り口調です。
作者のHPで紹介されていたreviewにもあったのですが、
この作品は、イギリス人小学生の女の子の一人称語りな点、
女の子の心情を上手く描いている点がWilson作品と同じです。
ただ、Wilson作品とは異なり、テーマは暗くも重くもないです。
主人公Indieの家は「ワケあり」ですが、そこの「ワケ」の部分には
スポットが当たりません。
(Wilsonなら、その「ワケ」に悩む主人公を描きそうですが)
むしろこの作品のスポットは、「自分の得意なものを見つけて
自信をつけようとする女の子の姿」。
そして、この作品のもう1つの大きな筋として
脳に障害がある犬DIBの里親探しがありますが、
「動物を救おうと一生懸命になる思いやりの心」にも
スポットが当てられているのかな、と思います。
心に残ったのは、先生のこの言葉。
得意なことが書けなくて宿題が出せなかったIndieに対して。
「I'm sure You've got plenty already!」
…新たに作らなくても、すでに得意なものは身に付いているものなんですかねえ。
私は、Indie同様自分に自信がなくて「これが得意!」って言えるものがないので、
この先生の言葉を読んで、「もしかして私にも何か得意なことがあるのかな?」
と思いました
そうそう、それと、この作品のタイトルの意味はラストにわかります。
「なるほど~そういうことね!」と納得。
あと、SophとFeeというkey personっぽい親友が登場しますが、
今回はあまり重要人物ではありません
どうやら2巻で、三人の友情を扱った話があるようです。
【英語について】
この作品、SSSではまだYLが付けられていないですが、
私は「Sleepovers」と同じ位の手応えでした。
よって、私はYL3.0としました。
辞書なしでも、挿絵を見て推測すれば話の筋はつかめそうです。
中には、一文が長くて一回読んだだけでは「???」な所や、
直訳はわかるけれど何のことを言っているか不明(文章読解ができない)
な所がありました。
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<ここまでの多読>787,791語/274冊
How to Be Good(ish) (Indie Kidd) | |
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8月の紀伊国屋洋書バーゲンにて購入した本。
購入レポはこちら↓
http://restartenglish.blog.shinobi.jp/Entry/143/
イギリスの児童書、Indie Kiddシリーズの1巻です。
↑のamazon画像と私が買ったのとは表紙が違うのですが…
調べてみたところ、イギリスamazonには両方の画像があり、
私が買ったのは2005年の初版らしいです。
で、2007年版が↑の表紙らしい。
このシリーズの他の巻も、2007年4月に表紙をrenewalして再販されているようです。
作者Karen MccombieのHPもあります。もちろん全部英語。
なんと作者の写真も載ってますよ!
http://www.karenmccombie.com/
さて、このIndie Kiddシリーズ。
私が多読をする際にいつも大変お世話になっている
SSS書評システム(http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_130.jsp)
に登録されていない!
「英語多読完全ブックガイド第二版」にも載っていないし…。
日本ではマイナーなのか、このシリーズ!?
…で、Scholastic社(アメリカの出版社)のサイトにも
語数登録がされておらず…これはイギリスの本だから当たり前か。
なので、自力で一語ずつ数えてみました。大変だった~!
実質再読になっちゃいました。
この本、ほぼ毎ページに挿絵があって、しかもその挿絵の大きさが
ページによってバラバラなものだから、各ページの語数平均が取りづらい。
よって頑張って地道にカウントしたのです。
語数カウントの際に自分で決めたルール。
・カウント対象は本文のみ。タイトルはカウントしない。
・本文内にある数字もカウント対象。(例)「No. 1」=2語
・-でつながれた語は一語でカウント。
そして各章約5分位×14章=1時間以上かけて
全部カウントしたのでした。
改めて、SSS書評システムに登録してくださった先人の皆様の偉大さを
思い知りました。
「この本、語数が書評システムに載ってないのか~。
語数を自力で数えるの大変だから、この本は読むの止めよう」
って投げちゃうのはもったいない!
だから、このIndie Kiddシリーズは、私が書評に登録して
そういう人が出ないようにしようと思います。
…と、ここまでで結構長くなったので、
本の中身については別記事にて。
Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood. (Judy Moody) | |
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読み終わりました、Judy Moody 1巻!
いや~、面白かった!
「Rare」「Only me」が好きなJudyやら
健気でお姉ちゃんのJudyの後を付いてくる弟のStinkやら
登場人物が魅力的です♪
模造紙一枚で自己紹介をする「Me Collage(ミー・コラージュ)」に
頭を悩ませるJudyですが、完成した品はとってもステキで「rare」!
最後ハプニングがあるものの、ピンチをチャンスに変えるがごとく
上手く乗り越えたJudyに拍手
「秘密クラブ」やイタズラをして楽しむ場面も出てきて
子供の世界が広がってました。
そうそう、Judy Moodyには公式HPがあります。
http://www.judymoody.com/index.htm
デザインが、本の装丁そのままっぽくてイイ感じ♪
この作品の英語の難しさとしては、一文が結構長い所があって
一回さらっと読んだだけでは意味がつかめない箇所も…。
しかも、意味(直訳)はわかっても「これって何のことを言ってるの?」と
頭を悩ませる文もありました
児童書はペーパーバックより文字が少ない分、
飛ばし読みがしづらいんですよね~。
でも、結果として楽しんで読めたし、話の筋はつかめたと思うので良しとします
1ページあたりの文字数が少ないのと、知らない単語がちょくちょく出てきて
読む時間がGRの2倍くらいかかりました。
GRのようにスルスルっと読めるようになりたいな~。
そのためには、一文が長くても一発で意味がわかるようにならないと…!
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<ここまでの多読>773,164語/273冊
Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood. (Judy Moody) | |
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「英語多読完全ブックガイド第二版」で特選として紹介されていて
気になっていたこの本。
買ってから本棚で眠らせること二ヶ月、やっとこさ読み始めました。
買った時のレポはこちら↓
http://restartenglish.blog.shinobi.jp/Entry/143/
児童書なので1ページあたりの文字数は大人向けペーパーバックよりも少なめ。
Rainbow Magicくらいかな?
なので、同じ語数のGRより読むのに時間がかかります。
GRだと、10,000語くらいなら1時間ちょっとで読み終わるのですが
この本だと1時間ちょっと読んでもまだ半分…。
でも、面白いので読むのが苦になりません
ネィテイブ向けだけあって知らない単語も続々出てきますが
「この単語の意味がわからないと情景がイメージできないな~」
ってもの意外は、基本的に辞書は引きません。
今のところ、辞書を引く単語:引かずに読み飛ばす単語、半々くらいかな?
ストーリーは、「only me」が好きな女の子、Judyが主人公。
学校の宿題で、模造紙一枚(?)で自分自身を自由に紹介する
「Me Collage(ミー・コラージュ)」をすることになるのですが、
どうしてよいか悩みます。
この宿題って、自我をしっかり持てるいい宿題だな~。
「他の何でもない、自分はこうです!」っていうのを表現するなんて。
そして「他人とは違う自分が好き」なJudyは、
日本人にはなかなかいないタイプだなあ。
まあ、いわゆる「我が強い」性格なんだろうけれど
この本、基本的にはchapter単位で話が簡潔しているので
区切りやすいです♪
果たしてどんなMe Collageができるのか…!?
残り半分も読むのが楽しみです