大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
カテゴリー「多読(YL3.0~3.9)」の記事一覧
- 2024.04.26 [PR]
- 2007.10.11 Dr Jekyll and Mr Hyde(YL3.8 / 13,000語)
- 2007.09.11 Tooth and Claw(YL3.2 / 8,200語)
- 2007.09.05 Sleepovers(YL3.0 / 14,000語)
- 2007.08.27 Take a Good Look(YL3.0 / 10,000語)
- 2007.08.26 Notting Hill(YL3.4 / 14,000語)
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新しい職場にも少しずつ慣れてきたのか、会社の行き帰り&帰宅後に
多読できる気力&体力が出てきました。
もう少し余裕が出てきたら、多読以外の勉強も併せて再開しようと思います。
ちょうど一ヶ月ぶりのGraded Readers(GR; 英語学習者向けレベル別読み物)。
自分がスラスラ読める上限レベルのGRを探すために、YL3.8のOBW4に初挑戦。
結果、いくつか知らない単語は出てきましたが、スラスラと読めました。
一回さらっと読んだだけでは意味がよくわからない文もなかったです。
(ちょっと危ない所はありましたが…)
二ヶ月前にYL6.5の児童書、「Matilda」やYL4.5、
約30,000語の「Charlie and the Chocolate Factory」を
読んだ時の感覚がまだ残っていて、
「あれに比べれば読みやすいな~」と感じました。
あれだけのYL、ボリュームの本を読破したことが自信となっていて、
「あれが読めたんだから大丈夫」という気持ちがあります。
多読開始当初は7,000語程度の本中心に読んでいて、
10,000語を超える本を読破するなんて気が遠くなりそうな感じがしたものですが、
「少しずつ着実に読んでいけば、いつかは読み終わる」ということを
経験で学んだので、ボリュームを気にすることなく読めました。
この本は、朗読CDを聴きながら読みました。
CDは2枚組で、合計約2時間!
二日間かけて聴き読みしました。
やはり朗読を聴きながらだと、本の世界に入り込めます。
電車の中だと、今どこの駅なのかわからなくなってしまう位。
登場人物の感情がより伝わってくるので、
感情移入しやすくて話がより面白く感じます。
朗読の速さは、私の黙読速度よりもちょっと遅め。
なので、行間の時間に次の文をさっと黙読しながら聴き読みしました。
話の中身についてですが、語り手や登場人物の心情がリアルに伝わってきて
非常に面白かったです!
Dr JekyllやMr Hydeをとりまく不思議な、怖ろしい事象に
疑問と恐怖を抱く人々の様子がありありと描写されていました。
ラストはDr Jekyllの独白なのですが、、
二重人格(というのか?)に喜び、しかし徐々に恐怖を抱く
Jekyllの心情がよく伝わってきました。
自分の中にいる「もう一人の自分」について、考えさせられる話でした。
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<ここまでの多読>717,932語/257冊
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リスニング強化のためのGR(Graded Readers)強化期間開始にともない
早速今日、ブッククラブでGRをたくさん借りてきました。
まず初めに読んだのがこれ。
もちろん200語/分ぐらいの速度でサーッと読めるように
意識しながら読みました。
…読めはしたけれど、結構集中力使って疲れました
文章の難しさは全然感じず、詰まることなくサーッと読めました。
スピード重視で読んだので、ちょっとわからないところがあっても
無視してどんどん先に進んだというのもありますが
話の内容は…5話の短編集。
「Claw=猫などの爪」とタイトルにある通り、
猫や狼など、clawを持つ動物が出てくる話ばかりでした。
どれも昔TVでやってた「世にも奇妙な物語」みたいなテイストのホラー話。
読み終えた後、外は雨がシトシトと降っていたのもあって
ちょっと怖くなりました
実は私、恋愛物や人間模様物も好きですが
ホラーも好きなんじゃないかと思いました。
「この先殺されるのか…!?」と登場人物と一緒にゾクゾクするのがいいんですよね~。
この本も結構のめりこんじゃって、あっという間に1時間経っちゃいました。
朗読CDを聴きながらだったらもっとのめりこんでいたかも。
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<ここまでの多読>687,861語/227冊
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そのWilson作品で、前から気になっていた本「Sleepovers」を
なんとブッククラブで発見!
ブッククラブで見たことなかったから、買おうかと思ってたところだったんだよね。
ということで即レンタル決定。
Wilsonは、イギリスの児童文学作家で、女の子が主人公の作品が多いようです。
私はWilson作品のどこが好きかというと、細かい心情描写。
物語は一人称で語られ、まるで主人公が私に
「こんなことがあったんだよ」と話しているかのような臨場感があります。
語り手(主人公)が自分の心情を率直に、細かく語ってくれるので
私はぐんぐん感情移入&共感しちゃいます。
語り手が第三者のものより、一人称の語りの方が感情移入しやすいですね。
登場人物(主人公)の心情がよりリアルに伝わってくるので。
そしてWilsonの特徴といえば、女の子が逆境に立ち向かっていく展開。
私と同じ女性ということで自分と重ねやすいし、
先に述べたリアルな心情描写もあって、ついつい主人公を応援したくなります。
この「Sleepovers」も、これらWilsonの特徴がきちんと出ていました。
主人公が仲良しグループで「Sleepovers」=「お泊り会(パジャマパーティ)」を
する話なのですが、「友達に何て思われるんだろうか」という不安やとまどい、
それに、障害者の姉を持つコンプレックスとの葛藤がすごくよく伝わってきました。
あと、Chloeの意地悪っぷりは見ものです。あからさま過ぎて笑いました
ラストの結末は、私の予想とは違ったものになっていて
「そっ、それでいいのか!?」という感じでしたが…
逆にあの結末の方が現実的というか、実際にありそうな展開なのかな。
この本は、YL3.0の児童書だけあって未知単語がバンバン出てきました。
1ページあたり2~3個はありましたね。
未知単語をノートに書き出しつつ(意味は調べない)どんどん読み進め、
ある程度まで読み進んだら未知単語を調べて再読する…という読み方をしました。
たしかに未知単語を推測&スルーしても話の筋はつかめましたし、楽しめました。
でも、単語の意味を調べてから再読すると、
(再読というのもあって)話がより深く味わえてそれはそれで良かったです。
「このセリフってこういう意味だったんだ!ってことは○○はこういう心情だったのかな」
というように、より深く解釈できました。
大学で文学を専攻していたのもあって、こういう文章解釈がとても楽しいです
語学目的での読書であれば話の筋がつかめればOKで
あまり解釈は必要ないかなとは思うのですが、
文章解釈(文学研究)が好きな方は、精読してみるのもいいと思いますよ♪
(語学習得の勉強からは少しそれるかもしれませんが)
もちろん、多読かつ精読はかなり時間とパワーがいるので
私の場合、精読は、一回ざっと読んだ本を再読する時に
少しずつやっていますが
ということで、この「Sleepovers」も、一回全部読んだのですが
最初から少しずつ単語の意味を調べて解釈しながら再読をしています。
その中でもKeywordかなと思ったのは、
be mean to 人=「(人に)意地悪をする」
ですかねえ。これは作品中何度も出てきます。
何度も出てくるだけに辞書を引かなくてもなんとなく意味の推測はできますが
この意味をあらかじめ覚えておくと楽かと思います。
Meanって、unkindの意味もあるんですね~。知りませんでした。
それと、ChloeがDaisyのことを呼ぶ呼び名も
意味を知っておいた方がいいかもしれません。
意味を知らなくても「Chloeはなんだかヒドイあだ名で呼んでるな~」
ってのは伝わると思いますが。
Wilsonの本はブッククラブにたくさんあるし
他のも色々と読んでみたいです
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<ここまでの多読>657,493語/199冊
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大好きなWilsonの作品。ブッククラブにあるWilson作品の中で
比較的YLが低く、薄い本ということでこれを借りてきたのですが…
実際は結構ボリュームがありました
「Horrid Henry」並みの文章の難しさ&未知単語の多さで
1ページ読むのに約2分かかり…全91ページ読み終えるのに3時間近くかかりました。
(でも頑張って一日で一気に読みました!)
どこかで読んだ記憶があるのですが、
児童書のYLはGRのYL+αだと捉えて良さそうです。
私の実感だと、YL+1はあると思います。
で、この作品、イギリス英語で書かれているだけあって、
crisp, queue, savourなど、イギリス英語(の表記)が登場しました。
「イギリス英語とアメリカ英語を区別して覚えるのって面倒!」とも思いますが、
それって、日本語で例えれば「共通語と関西弁を区別して覚えるのって面倒」
というようなもので、ここはぐっとガマンして区別しながら覚えた方がいいのでしょうね。
なので、私は単語を調べる際には、
アメリカ英語かイギリス英語か、あるいは共通語かきちんと区別して覚えるようにしています。
この作品で「これは使えるな~」と思ったphraseは…
・Her tummy rumbled.(彼女のお腹がぐーっと鳴った。)
「rumble」=「ゴロゴロ鳴る」。
でも、この後に続いて"She was so hungry."とあるから
ここはお腹の調子が悪くて…というより、お腹が空いて鳴った、と解釈してよさそうです。
これは、"My stomach rumbed."とも使えそうですね。
さて、storyについて。
この話は、誘拐された弱視(squinting)のMaryが、
犯人の下から逃げ出すまでの奮闘を描いたadventure。
Wilsonお得意の、「不遇な境遇にある女の子が逆境に立ち向かうstory」になっています。
弱視だからと過保護にされるのにウンザリ(fed up)しているMaryが
一人でお店へ買い物に行き、その上、誘拐されても気丈に、
冷静に脱出を図る姿に
Maryの自立、成長を感じました。
Maryの心情や一生懸命逃げようとする様子がひしひしと伝わってきて、
電車を乗り過ごすほど夢中になって読んでしまいました
Wilson作品はYLが高くて今の私にはちょっと背伸び本だけれど、
他の作品もいつか読んでみたいです♪
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<ここまでの多読>634,598語/183冊
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ブッククラブでDawson's Creekシリーズの続きを借りようと思ったら
貸し出し中だったので、替わりに借りてきた本。
映画をやっていたのは知っていますが、観ていないので
「どんな話だろう?」とドキドキしながら読みました。
Introductionを読んで知ったのですが、この作者は
「ブリジット・ジョーンズの日記」や「ラヴ・アクチュアリー」と
同じ作者なんですって!
これら二作品は映画をDVDで観たのですが、
結構好きな作品なのでテンション上がりました
確かに、「ブリジット・ジョーンズの日記」や「ラヴ・アクチュアリー」と
同じようなテイストでした。
主人公の周りの人々をも巻き込んでドタバタしたり、
ちょっと変てこなシーンがあったり、最後は「やっぱり恋愛っていいよね!」
な感じのハッピーエンドだったり…。
ただ、簡約版だけに、少々展開が強引で
登場人物の心理についていけない所がありました。
「えっ!なんで急にそうなるの!?」と思うところがしばしば。
文章の難しさは、語彙は全く問題ありませんでしたが
文章は、一回さらっと読んだだけでは意味が「?」なところがあり、
読み直して「たぶんこれはこういう事を言ってるのか?」と推測する箇所がありました。
挿絵が全くないので、状況がイメージしづらい所があったのも一因かな。
でも、基本的にはスラスラ読めました♪
もうちょっと上のYLに挑戦してもいいかも…!?
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<ここまでの多読>622,961語/181冊