大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
カテゴリー「多読(YL3.0~3.9)」の記事一覧
- 2024.04.19 [PR]
- 2007.11.18 The No.1 Ladies' Detective Agency(YL3.2 / 15,600語)
- 2007.11.06 The Magic Finger(YL3.0 / 3,594語)
- 2007.11.04 How to Be Good(ish)(YL3.4 / 14,627語)#2
- 2007.11.04 How to Be Good(ish)(YL3.4 / 14,627語)
- 2007.11.01 Judy Moody(YL3.0 / 11,083語)
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「英語多読完全ブックガイド第二版」でオススメされていて気になったので
読んでみました。ボツワナ唯一の女性探偵が活躍するミステリー。
これは簡約版なので、あらすじをざーっと読んでいるような感覚でした。
複数の事件を平行して捜査しながら話が進みますが、最後は一つにつながってビックリ!
主人公のRamotsweは、探偵だけに頭もキレますが同時に人情に厚い。
物事の善悪を杓子定規で判断せず、温情をかける所が彼女の魅力なんだろうなあ。
英語レベルについてですが、YL3のGRなので詰まることなくスルスル~と読めました。
頭の中で音読せず、字を目で認識→情景を想像、とストレートにできた時もありました。
これがもっとできるようになれば読書速度が上がりそうだなあ。
それにしても、GRってスルスル読めていいやねえ。知らない単語がほぼゼロだし。
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<ここまでの多読>817,851語/291冊
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The Magic Finger | |
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「私」は、いくら注意しても狩りを止めないGreg一家に
憤りを感じる。すると、無意識のうちにmagic fingerの力が
働いてしまい、Greg一家がducksに、ducksが人間になってしまう!
すっかり立場が逆転してしまったGreg一家はどうなるのか!?
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偶然にも、ちょうど20万語ぶりのDahl。
いや~、やっぱりDahlは面白い!
ブッククラブからの帰りの電車の中で、夢中で一気読みしちゃいました!
(乗り過ごさなくて良かった…)
残りページを気にすることなく読め、しかも読み終わった後に
爽快感で余韻に浸れたのは、同じくDahlの
「Charlie and the Chocolate Factory」以来!
やっぱりDahlは私のツボみたいです
洋書の児童書にハマッてる身としては、やはりDahlは外せないですね~。
この作品も、Dahlお得意の「勧善懲悪、しかも『懲悪』はトンデモな形で」
が展開されていました。
怒りの対象に、自分でもコントロールできない不思議な力を働かせて
「懲悪」する女の子…という設定は、Matildaと同じですね~。
この「私」は、Matildaとは違って天才ではないみたいですが
Dahlは「Matilda」「Charlie...」を読んできたせいか
「知らない単語が続出で難しい」というイメージがあったのですが、
この本は全然そんなことなかったです!
知らない単語は数個しかありませんでした。
だから、GRみたいにスルスルスル~っと読めちゃいました。
児童書は、大体同じYLのGRよりも難しい(知らない単語がある)のですが、
これは同じYL3.0のGRと同じように読めました。
DucksにされちゃったGreg一家、
最初は「そりゃ仕方ないよね~」って感じに思いましたが、
Ducksとして何とか生きようとするGreg一家のひたむきさに
段々同情してしまい…そして夢中になって続きを読みました。
「悪」に同情させるなんて、Dahl作品にしては珍しい!?
読み終わって「I should've borrowed more Dahl!」と思いました
…さて、こんながっつりツボに来た本で80万語突破です!
ちなみに60万語突破本も、偶然にもDahlの本(「Charlie...」)でした。
SSSの語数通過掲示板には、100万語突破した時に
感謝の意味も込めて報告の書き込みをするつもりです♪
ざっと読書記録手帳を見返したところ、
60万語突破が8/18、70万語突破が10/9…。
先月は仕事の事情で読書ペースが落ちていたのを考慮すると、
大体10万語/月ペースですね。
多読一周年になる来年の1/7までには100万語行きたいけれど…
ギリギリ間に合うか!?
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<ここまでの多読>802,251語/290冊
How to Be Good(ish) (Indie Kidd) | |
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さて、ここからは本の中身について。
【Storyについて】
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10才の誕生日を迎えたばかりのIndieは、
学校で先生から、自分の得意なことを3つ書いて提出するように
宿題を出される。1つも思い浮かばないIndieは、
自分の得意なことを見つけようと色々なことに挑戦するが…。
<どんな人にオススメ?>
・Jacqueline Wilsonが好きな人
・イギリスの小学生の女の子の心情を描いた話が読みたい人
・自分に自信が持てない人
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この話(というかシリーズ自体?)は、主人公の女の子、Indieの
語り口調です。
作者のHPで紹介されていたreviewにもあったのですが、
この作品は、イギリス人小学生の女の子の一人称語りな点、
女の子の心情を上手く描いている点がWilson作品と同じです。
ただ、Wilson作品とは異なり、テーマは暗くも重くもないです。
主人公Indieの家は「ワケあり」ですが、そこの「ワケ」の部分には
スポットが当たりません。
(Wilsonなら、その「ワケ」に悩む主人公を描きそうですが)
むしろこの作品のスポットは、「自分の得意なものを見つけて
自信をつけようとする女の子の姿」。
そして、この作品のもう1つの大きな筋として
脳に障害がある犬DIBの里親探しがありますが、
「動物を救おうと一生懸命になる思いやりの心」にも
スポットが当てられているのかな、と思います。
心に残ったのは、先生のこの言葉。
得意なことが書けなくて宿題が出せなかったIndieに対して。
「I'm sure You've got plenty already!」
…新たに作らなくても、すでに得意なものは身に付いているものなんですかねえ。
私は、Indie同様自分に自信がなくて「これが得意!」って言えるものがないので、
この先生の言葉を読んで、「もしかして私にも何か得意なことがあるのかな?」
と思いました
そうそう、それと、この作品のタイトルの意味はラストにわかります。
「なるほど~そういうことね!」と納得。
あと、SophとFeeというkey personっぽい親友が登場しますが、
今回はあまり重要人物ではありません
どうやら2巻で、三人の友情を扱った話があるようです。
【英語について】
この作品、SSSではまだYLが付けられていないですが、
私は「Sleepovers」と同じ位の手応えでした。
よって、私はYL3.0としました。
辞書なしでも、挿絵を見て推測すれば話の筋はつかめそうです。
中には、一文が長くて一回読んだだけでは「???」な所や、
直訳はわかるけれど何のことを言っているか不明(文章読解ができない)
な所がありました。
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<ここまでの多読>787,791語/274冊
How to Be Good(ish) (Indie Kidd) | |
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8月の紀伊国屋洋書バーゲンにて購入した本。
購入レポはこちら↓
http://restartenglish.blog.shinobi.jp/Entry/143/
イギリスの児童書、Indie Kiddシリーズの1巻です。
↑のamazon画像と私が買ったのとは表紙が違うのですが…
調べてみたところ、イギリスamazonには両方の画像があり、
私が買ったのは2005年の初版らしいです。
で、2007年版が↑の表紙らしい。
このシリーズの他の巻も、2007年4月に表紙をrenewalして再販されているようです。
作者Karen MccombieのHPもあります。もちろん全部英語。
なんと作者の写真も載ってますよ!
http://www.karenmccombie.com/
さて、このIndie Kiddシリーズ。
私が多読をする際にいつも大変お世話になっている
SSS書評システム(http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_130.jsp)
に登録されていない!
「英語多読完全ブックガイド第二版」にも載っていないし…。
日本ではマイナーなのか、このシリーズ!?
…で、Scholastic社(アメリカの出版社)のサイトにも
語数登録がされておらず…これはイギリスの本だから当たり前か。
なので、自力で一語ずつ数えてみました。大変だった~!
実質再読になっちゃいました。
この本、ほぼ毎ページに挿絵があって、しかもその挿絵の大きさが
ページによってバラバラなものだから、各ページの語数平均が取りづらい。
よって頑張って地道にカウントしたのです。
語数カウントの際に自分で決めたルール。
・カウント対象は本文のみ。タイトルはカウントしない。
・本文内にある数字もカウント対象。(例)「No. 1」=2語
・-でつながれた語は一語でカウント。
そして各章約5分位×14章=1時間以上かけて
全部カウントしたのでした。
改めて、SSS書評システムに登録してくださった先人の皆様の偉大さを
思い知りました。
「この本、語数が書評システムに載ってないのか~。
語数を自力で数えるの大変だから、この本は読むの止めよう」
って投げちゃうのはもったいない!
だから、このIndie Kiddシリーズは、私が書評に登録して
そういう人が出ないようにしようと思います。
…と、ここまでで結構長くなったので、
本の中身については別記事にて。
Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood. (Judy Moody) | |
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読み終わりました、Judy Moody 1巻!
いや~、面白かった!
「Rare」「Only me」が好きなJudyやら
健気でお姉ちゃんのJudyの後を付いてくる弟のStinkやら
登場人物が魅力的です♪
模造紙一枚で自己紹介をする「Me Collage(ミー・コラージュ)」に
頭を悩ませるJudyですが、完成した品はとってもステキで「rare」!
最後ハプニングがあるものの、ピンチをチャンスに変えるがごとく
上手く乗り越えたJudyに拍手
「秘密クラブ」やイタズラをして楽しむ場面も出てきて
子供の世界が広がってました。
そうそう、Judy Moodyには公式HPがあります。
http://www.judymoody.com/index.htm
デザインが、本の装丁そのままっぽくてイイ感じ♪
この作品の英語の難しさとしては、一文が結構長い所があって
一回さらっと読んだだけでは意味がつかめない箇所も…。
しかも、意味(直訳)はわかっても「これって何のことを言ってるの?」と
頭を悩ませる文もありました
児童書はペーパーバックより文字が少ない分、
飛ばし読みがしづらいんですよね~。
でも、結果として楽しんで読めたし、話の筋はつかめたと思うので良しとします
1ページあたりの文字数が少ないのと、知らない単語がちょくちょく出てきて
読む時間がGRの2倍くらいかかりました。
GRのようにスルスルっと読めるようになりたいな~。
そのためには、一文が長くても一発で意味がわかるようにならないと…!
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<ここまでの多読>773,164語/273冊