大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
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Take a Good Look(YL3.0 / 10,000語)
Take a Good Look | |
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大好きなWilsonの作品。ブッククラブにあるWilson作品の中で
比較的YLが低く、薄い本ということでこれを借りてきたのですが…
実際は結構ボリュームがありました

「Horrid Henry」並みの文章の難しさ&未知単語の多さで
1ページ読むのに約2分かかり…全91ページ読み終えるのに3時間近くかかりました。
(でも頑張って一日で一気に読みました!)
どこかで読んだ記憶があるのですが、
児童書のYLはGRのYL+αだと捉えて良さそうです。
私の実感だと、YL+1はあると思います。
で、この作品、イギリス英語で書かれているだけあって、
crisp, queue, savourなど、イギリス英語(の表記)が登場しました。
「イギリス英語とアメリカ英語を区別して覚えるのって面倒!」とも思いますが、
それって、日本語で例えれば「共通語と関西弁を区別して覚えるのって面倒」
というようなもので、ここはぐっとガマンして区別しながら覚えた方がいいのでしょうね。
なので、私は単語を調べる際には、
アメリカ英語かイギリス英語か、あるいは共通語かきちんと区別して覚えるようにしています。
この作品で「これは使えるな~」と思ったphraseは…
・Her tummy rumbled.(彼女のお腹がぐーっと鳴った。)
「rumble」=「ゴロゴロ鳴る」。
でも、この後に続いて"She was so hungry."とあるから
ここはお腹の調子が悪くて…というより、お腹が空いて鳴った、と解釈してよさそうです。
これは、"My stomach rumbed."とも使えそうですね。
さて、storyについて。
この話は、誘拐された弱視(squinting)のMaryが、
犯人の下から逃げ出すまでの奮闘を描いたadventure。
Wilsonお得意の、「不遇な境遇にある女の子が逆境に立ち向かうstory」になっています。
弱視だからと過保護にされるのにウンザリ(fed up)しているMaryが
一人でお店へ買い物に行き、その上、誘拐されても気丈に、
冷静に脱出を図る姿に
Maryの自立、成長を感じました。
Maryの心情や一生懸命逃げようとする様子がひしひしと伝わってきて、
電車を乗り過ごすほど夢中になって読んでしまいました

Wilson作品はYLが高くて今の私にはちょっと背伸び本だけれど、
他の作品もいつか読んでみたいです♪
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<ここまでの多読>634,598語/183冊
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