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大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。

   
カテゴリー「多読と私」の記事一覧
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私は、Graded Readersと児童書とで読み方を変えています。
児童書については、SSS多読法とは異なった読み方をしていますが、
それは、私にとって児童書は、英語表現を「学び」「解釈する」ものと
位置づけているためです。
具体的には↓にご紹介しますね。
この読み方については、他の英語学習法同様、これからbrush upしていくつもりです


【Graded Readers】

<特徴>
・Non native英語学習者向けの語彙レベル別読み物。
だから出てくる語彙レベルが統一されており、
文中に突然難しい単語が出てくるということはない。

・文字間隔が児童書より狭いため、一冊あたりの文字数が同じYLの児童書より多め。
児童書に比べて、1ページに文字がぎっしりと詰まっている。
よって、児童書より速読するのに向いている。

<私にとっての位置づけ>
・英語→日本語→イメージ(概念)でなく、英語→イメージ(概念)
と「英語を英語のまま」読むための練習素材。

・英語を読むスピードを速めるための練習素材。

<私の読み方>
なるべく速いスピードで読めるように意識しながら読む。
日本語でいうと、新聞をざっと流し読みする時のような感じ。
もちろん、英語→イメージ(概念)への直訳を心がけ、
「英語を英語のまま読む」。


【児童書】

<特徴>
・幼児~小学生向けなので極端に難しい単語は登場しないが、
Graded Redersと違って語彙レベルを意識して書かれてはいないため、
文中に突然レベルの高い単語が登場することがある。
とはいえ、対象年齢を考えると、Nativeの小学生が知っておくべき単語しか
登場していない…はず。

・文字間隔がGraded Readersよりも広く、1ページあたりの文字数も少ない。
よって、同じYLのGraded Readersよりも読書速度は落ちてしまう。

・Graded Readersにはretold物(原作を文章を短くしたりして書き直したもの)があるが、
児童書は原作本のため、作者の文学的表現がそのまま味わえる。

<私にとっての位置づけ>
・Native小学生と同等の語彙力・英語表現を身に付けるための素材。
※とはいえ、あまりに知らない単語ばかりだと楽しく読めず挫折するので、
知らない単語がたま~に出てくる程度のレベルの本を選ぶ。

・文学として味わい、解釈するための作品。

<読み方>
・「英語を英語のまま読む」のはGraded Readersと同じだが、
読書速度は気にせず読む。

・作者の文章表現を味わい、気になった所は英文解釈もする。
⇒ここでいう「英文解釈」とは、受験英語の構文解析や日本語に訳すことではなく、
「なぜ作者はここでこの言葉を使っているのか?」「このシーンでの登場人物の心情は?」
というような事を考えて解釈する、という意味です。いわゆる「文学研究」ですね。
私は大学で日本文学専攻でしたが、ずっとこういう事をやっていました。
解釈をするためには、速読するのでなく、じっくりと味わって読む必要があります。

・知らない単語に出会ったら、どういう意味かを文脈から推測した上で
英英辞典を引き、イメージ(意味)を解釈する。
⇒英語→イメージの直訳を身に付けるために、なるべく和訳は見ません。
英英辞典を読んでもなお解釈できない場合にのみ、和訳を見ます。

また、英英辞典で新たに知った語のイメージを絵に描いて、
単語の意味をイメージで覚える。
⇒英語→英英辞書に載っている定義の文章→イメージ、の連想だと
言葉を解釈するのに時間がかかるため、イメージで覚えるようにします。
私は、大きめの付箋紙に
英単語+その語の表すイメージ図+(小さい字で)英英辞書での定義
を描いて、パソコンの前の壁に貼ってちょくちょく見ています。

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私がベースにしているSSS多読法の三大原則のうちの一つ、
「辞書を引かない」から思いっきり外れますが…(これについては別記事に書きますね)
「Kidnapped at Birth?」を読んでいて出会った未知の英語について、
そのイメージを英英辞典を引きつつ私なりに解釈し、
絵に(描けるものは)描いてみました。

…とはいえ私の絵をここに晒すのも恥ずかしいので、
文章でご紹介させていただきます
文章のボリューム上、特に印象的だった英語のみご紹介しますね。

【shrug】
英英辞典にはそのものズバリ、図説がありました。
欧米人が「A~ha, I don't know」とか言いながらやるあのポーズです。
(で伝わるかしら…?)

【giggle】
授業中にMarvinが「自分は本当は王様の子供だ!」と
トンデモ発言(?)をするのですが、その放課後、
そんなMarvinにクラスメートが「Good-bye」と挨拶するシーンで
クラスメートの動作として「giggle」が使われています。

英英辞典を引くと

to laugh in a silly way because you are amused,
embarrassed or nervous.

とありました。
直訳すると「楽しんだり、動揺したり、ナーバスになった時にするおバカな笑い!?」
これら3シーンに共通する笑い方って…???
と考えてみたのですが、おそらく、「ちびまる子ちゃん」の山田君の笑い方のような
「あはっ、あはっ」という感じの笑い方なのかな?引きつり笑いというか…。

【Neat!】
Marvinの友人がMarvinに向かって言った言葉です。
一瞬、あの「ニート(働きたくない無職の人)」かと思って驚きました
「neat」とは、「しっかりきっちり言われたとおりにやる」という意味があって、
その派生でアメリカ口語では「Good! 」「Excellent!」という意味で使うそうです。
これはアメリカの話だし、後者の意味のようですね。

【stick out】
Marvinがペットのトカゲに話しかけると、トカゲが「stick out his tongue」します。
「stick out」は棒みたいなのがにゅっと出てくる感じかな?にょい棒みたいな。
ここでは、トカゲの舌がにゅっと出てくる感じを表しているのかなと思います。

また、Marvinが女性に質問された時、Marvinのお母さんが「stick up for him」して
代わりに質問に答えるシーンがありますが、
これもMarvinの背後からお母さんが「にゅっと出てくる」感じなのかなと思いました。
お母さんはMarvinよりも背が高いから、Marvinの真横(=out)でなく
Marvinの斜め上(=up)ににゅっと出てきた。だから「stick  "up"」なのでしょうね。
rainbow.jpg本屋の洋書コーナーで「Rainbow Magic」という
シリーズ本が平積みされているのを発見。
そのキュートなイラストにひかれました
横には「イギリスの女の子に大人気!!」のポップが…。

SSS創設者の一人で多読の本も多数出されている
酒井邦秀さんのブログでも、
このシリーズが紹介されていました。

http://blog.tadoku.org/?eid=110296#sequel

本をパラパラとめくってみたところ、
妖精?が出てくるファンタジーみたい。
文章レベルはそれほど高くなく(YL2~3?)、私でもサクサク読めます。

読者対象はポップにある通り小学生の女の子なんだろうけれど、
元々ファンタジーは好きなジャンルなので、大きいお友達の私でも
気に入りそうな感じでした。

問題は、この本がブッククラブにあるかどうかだな…。
今度行った時にチェックして、なかったらリクエストしてみよう♪
私が「闘耳」(松澤喜好著)を読んでGraded Readers、
そしてSSS多読法を知ってから約三ヶ月…。
本格的に多読を始めたのは半月前でしたが、
あれよあれよと15万語を突破しました。

私の多読のやり方は、SSS推奨のをベースにしています。
http://www.seg.co.jp/sss/learning/index.html

SSSの「多読三原則」はこちら↓

1.辞書は引かない
2.分からないところは飛ばして前へ進む
3.つまらなくなったら止める 

で、私はこの多読を↓の二つの目的で行っています。

・英語の読書スピードを上げるため
・リスニング(聴いて理解できる)スピードを上げるため

つまり、「英語を英語のまま理解するスピードを上げるため」です。

とはいえ、実際に多読を始めてみると、洋書の魅力にひかれ
最近は洋書売り場へ週1ペースで足を運ぶぐらいになっていて
「洋書を読む」ということ自体も目的の一つになっています

で、15万語突破時点での効果はいかほどか?というと…

・読書スピード…YL2.0 150語/分→YL2.2 178語/分にUP
・リスニングスピード…???(最近リスニングやっていないので…)

となっております。

読書スピードは、確実に上がったと実感しています。
最初は大学受験時代のように精読するようなスピードで
じっくりと読んでいたのですが、
今は頭の中で本の話が映画として進行しているかのように
流れていく感じで読めるようになりました。
(字数が少なく、絵が大半である絵本はじっくりと読みますが)

リスニングは…多読を本格的に始めてからは
すでに文章の内容を知っている音声素材のシャドーイング練習ばかり
していたので効果はわかりません
ただ、読書スピード=「英語を英語のまま理解する」スピード
だと考えているので、少しはリスニングスピードも上がっているのでは?と思います。

今後、どのように効果があらわれていくかが楽しみです♪
今週から試しにYL(文章の難易度)を0.2上げて
PGR2を読み始めましたが、
PGR2もスラスラ読めることがわかりました。

そこで、YLを上げるか、
それともこのままPGR2を読みまくるか考えてみました。
つまり、「YLを上げる判断基準を何とするか?」です。

で、結論は「読書スピードが200語/分以上になったらYLを上げる」
となりました。

私が多読をする目的の一つは「リスニング力を鍛える」。
そして、それに向けての目標は、
「180~200語/分の速さで話すのを聴いて理解できる力をつける」
です。
ちなみに、この「180~200語/分」というのは、
TOEICリスニング分野で満点が狙えるレベル(by「闘耳」)。
最終的にはネイティブが話すスピード=TOEICよりもさらに速いスピード(?)
についていけるリスニング力を身に付けたいのですが、
まずはTOEICについていけるレベルを目標としています。

で、私の場合、読書スピード>聴いて理解できるスピード
なので、目下の目標としては、
TOEICレベルの難易度の文章を180~200語+α/分で読めるようになりたい。
この+αの数値が正確にはわからないので、
目安として、TOEICレベルの文章を200語/分で読めるようになることを
読書スピードUPの目標としました。

よって、読書スピードが200語/分になったらYLを上げ、
また200語/分になったら上げ…を繰り返して
より難しい文章をより速く読めるようになっていきたいと考えています。
感覚でいうと、200語/分というのはかなり速いと思います。
160語/分程度で「スラスラ読めてるな~」と感じるくらいですから。
ゆくゆくは、ぶ厚いペーパーバックをスラスラ読めるようになりたいな。

ではでは、現在のPGR2読書スピードはいかほどか?
初めて読む本で測定してみたところ、
178語/分でした。
・・・もうしばらくPGR2を読もうかな。

多読開始当初は、YL2.0のOBW1で150語/分でした。
今はYL2.2のPGR2で178語/分なので、
多読開始時よりも読書スピードが上がったようですね。
  
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Profile
HN:
紗織(旧HN:みゅ~)
年齢:
42
性別:
女性
誕生日:
1981/07/02
自己紹介:
大学受験以来英語学習から遠ざかっていたが、自分のやりたい事・興味ある分野に関し、英語で意見を述べたり、本を原著(英語)で読んだりできるようになるために英語学習を再開。
やりたい事の1つが「自分の経験・ノウハウを後続の人々が活用できるようにする」であるため、現在は取り組む日本人が多いTOEICを勉強中。最終目標900点!

【TOEIC Scoreの歩み】
2009/3(IP) 585 (L:290 R:295)
↓ ↓ ↓2010/10~TOEIC勉強開始
2011/5(公開)845(L:445 R:400)
↓ ↓ ↓
2011/7/24(公開)800(L:415 R:385)

※次回受験予定は2012年1月or3月
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