大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私は、Graded Readersと児童書とで読み方を変えています。
児童書については、SSS多読法とは異なった読み方をしていますが、
それは、私にとって児童書は、英語表現を「学び」「解釈する」ものと
位置づけているためです。
具体的には↓にご紹介しますね。
この読み方については、他の英語学習法同様、これからbrush upしていくつもりです
【Graded Readers】
<特徴>
・Non native英語学習者向けの語彙レベル別読み物。
だから出てくる語彙レベルが統一されており、
文中に突然難しい単語が出てくるということはない。
・文字間隔が児童書より狭いため、一冊あたりの文字数が同じYLの児童書より多め。
児童書に比べて、1ページに文字がぎっしりと詰まっている。
よって、児童書より速読するのに向いている。
<私にとっての位置づけ>
・英語→日本語→イメージ(概念)でなく、英語→イメージ(概念)
と「英語を英語のまま」読むための練習素材。
・英語を読むスピードを速めるための練習素材。
<私の読み方>
なるべく速いスピードで読めるように意識しながら読む。
日本語でいうと、新聞をざっと流し読みする時のような感じ。
もちろん、英語→イメージ(概念)への直訳を心がけ、
「英語を英語のまま読む」。
【児童書】
<特徴>
・幼児~小学生向けなので極端に難しい単語は登場しないが、
Graded Redersと違って語彙レベルを意識して書かれてはいないため、
文中に突然レベルの高い単語が登場することがある。
とはいえ、対象年齢を考えると、Nativeの小学生が知っておくべき単語しか
登場していない…はず。
・文字間隔がGraded Readersよりも広く、1ページあたりの文字数も少ない。
よって、同じYLのGraded Readersよりも読書速度は落ちてしまう。
・Graded Readersにはretold物(原作を文章を短くしたりして書き直したもの)があるが、
児童書は原作本のため、作者の文学的表現がそのまま味わえる。
<私にとっての位置づけ>
・Native小学生と同等の語彙力・英語表現を身に付けるための素材。
※とはいえ、あまりに知らない単語ばかりだと楽しく読めず挫折するので、
知らない単語がたま~に出てくる程度のレベルの本を選ぶ。
・文学として味わい、解釈するための作品。
<読み方>
・「英語を英語のまま読む」のはGraded Readersと同じだが、
読書速度は気にせず読む。
・作者の文章表現を味わい、気になった所は英文解釈もする。
⇒ここでいう「英文解釈」とは、受験英語の構文解析や日本語に訳すことではなく、
「なぜ作者はここでこの言葉を使っているのか?」「このシーンでの登場人物の心情は?」
というような事を考えて解釈する、という意味です。いわゆる「文学研究」ですね。
私は大学で日本文学専攻でしたが、ずっとこういう事をやっていました。
解釈をするためには、速読するのでなく、じっくりと味わって読む必要があります。
・知らない単語に出会ったら、どういう意味かを文脈から推測した上で
英英辞典を引き、イメージ(意味)を解釈する。
⇒英語→イメージの直訳を身に付けるために、なるべく和訳は見ません。
英英辞典を読んでもなお解釈できない場合にのみ、和訳を見ます。
また、英英辞典で新たに知った語のイメージを絵に描いて、
単語の意味をイメージで覚える。
⇒英語→英英辞書に載っている定義の文章→イメージ、の連想だと
言葉を解釈するのに時間がかかるため、イメージで覚えるようにします。
私は、大きめの付箋紙に
英単語+その語の表すイメージ図+(小さい字で)英英辞書での定義
を描いて、パソコンの前の壁に貼ってちょくちょく見ています。
TrackbackURL