大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
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そろそろ、自分が気に入る本の傾向がつかめてきました。
・本の装丁や挿絵がかわいい。
⇒元々キャラクター好きなので、子供向けの本のイラストにあるような
かわいらしいイラストだと、読みたい度がUP↑します。
本の装丁がかわいい感じなのも高ポイント。
ということで、女の子向けの児童書はかなり好感度高しです。
・登場人物の心情描写が細かく書かれており、登場人物の心情がつかめる。
⇒人の心理に興味があるので、「この人はどういう気持ちなんだろう?」
と想像しながら読むのが楽しいです。
だから、事実に焦点をあてている伝記物などよりも、
人間の心理に焦点をあてている恋愛物や人間ドラマが好きですね。
あと、一人称で書かれている話も読みやすいです。
以上二点を踏まえると、私は「イラストがかわいい恋愛物or人間ドラマ」が好きなのかな?
今まで読んだ本の中で特にお気に入りの本について考えてみると、
・Fly Away Home⇒人間ドラマ
・Lizzie Zipmouth⇒装丁&イラストがかわいい。主人公の心理に焦点があてられている。
・Kidnapped at Birth?⇒登場人物の心理が読み取れるような描写が多い。
と、やはりお気に入りポイントを満たしていますね

14日の話になりますが、多読をしている方々(通称「タドキスト」)のオフ会に行ってきました。
オフ会の概要については、主催者の佐藤まりあさんが自ブログに書いていらっしゃるので
そちらをご覧いただければと思います。
(私が食べる直前の料理の写真もあります…じゅる。とっても美味しかったです)
http://buhimaman.at.webry.info/200704/article_14.html
私の参加目的は、こんなものでした↓
・タドキストと触れ合い、いい刺激を受けて多読のモチベーションをさらに高めること。
⇒私は人のオーラ(?)に影響を受けやすいので、
「英語大好き!多読大好き!」という良いエネルギーをいただければと♪
・多読をするにあたっての意見交換をすること。
⇒リアルでは周りに英語を勉強している人がいない(むしろ英語嫌い多し)ので、
多読をしている上で感じていることを共有したりして
他の方々の多読ライフはどうか?を知ること。
・新たな洋書と出会う。
⇒まだまだ知らない洋書がたくさんあるので、
レベル問わず色々な洋書に出会い、多読のモチベーションを高めたい。
(最近は洋書自体が好きになってきているので、「洋書に萌えたい」というのもありました)
タドキストのオフ会…というより、そもそもオフ会自体が初めての参加だったのですが、
やはり参加者全員が同じ「洋書の多読」という共通の趣味を持っているからか
初めましての人も常連さんも関係なしに盛り上がりました
SSSの掲示板に投稿した際にここのブログのURLを貼っておいたからか、
何人かの方々から「ブログ見ました」と言われてとっても恥ずかしかったです…
参加目的も全て、達成することができて大満足でした♪
それと、タドキスト会(?)では、私はやはり入門者だなと感じました。
私は現在20万語を超えたところですが、
参加者の中には100万語を突破されている方々がゴロゴロ。
私にはまだまだ高嶺の花である、ぶ厚いペーパーバックを読んでらっしゃっていて…
憧れちゃいました
目的の一つであった洋書との出会いも、たくさんしました。
なんせ、テーブルに参加者のオススメ洋書が何十冊と並べられたのですから!
並べられた本は、ジャンルからレベルから様々。
もちろん気になった本は自由に手にとることができますし、
実際にその本をオススメする持ち主に質問もできちゃいます。
イラストがかわいくて気に入った児童書が何冊もあったのですが、
まだ私にはレベルが高そう(YL4以上?)で断念…。
でも「これが読めるようになるぞ!」というモチベーションUPになりました。
いや~、洋書っていいですね~
私は、Graded Readersと児童書とで読み方を変えています。
児童書については、SSS多読法とは異なった読み方をしていますが、
それは、私にとって児童書は、英語表現を「学び」「解釈する」ものと
位置づけているためです。
具体的には↓にご紹介しますね。
この読み方については、他の英語学習法同様、これからbrush upしていくつもりです
【Graded Readers】
<特徴>
・Non native英語学習者向けの語彙レベル別読み物。
だから出てくる語彙レベルが統一されており、
文中に突然難しい単語が出てくるということはない。
・文字間隔が児童書より狭いため、一冊あたりの文字数が同じYLの児童書より多め。
児童書に比べて、1ページに文字がぎっしりと詰まっている。
よって、児童書より速読するのに向いている。
<私にとっての位置づけ>
・英語→日本語→イメージ(概念)でなく、英語→イメージ(概念)
と「英語を英語のまま」読むための練習素材。
・英語を読むスピードを速めるための練習素材。
<私の読み方>
なるべく速いスピードで読めるように意識しながら読む。
日本語でいうと、新聞をざっと流し読みする時のような感じ。
もちろん、英語→イメージ(概念)への直訳を心がけ、
「英語を英語のまま読む」。
【児童書】
<特徴>
・幼児~小学生向けなので極端に難しい単語は登場しないが、
Graded Redersと違って語彙レベルを意識して書かれてはいないため、
文中に突然レベルの高い単語が登場することがある。
とはいえ、対象年齢を考えると、Nativeの小学生が知っておくべき単語しか
登場していない…はず。
・文字間隔がGraded Readersよりも広く、1ページあたりの文字数も少ない。
よって、同じYLのGraded Readersよりも読書速度は落ちてしまう。
・Graded Readersにはretold物(原作を文章を短くしたりして書き直したもの)があるが、
児童書は原作本のため、作者の文学的表現がそのまま味わえる。
<私にとっての位置づけ>
・Native小学生と同等の語彙力・英語表現を身に付けるための素材。
※とはいえ、あまりに知らない単語ばかりだと楽しく読めず挫折するので、
知らない単語がたま~に出てくる程度のレベルの本を選ぶ。
・文学として味わい、解釈するための作品。
<読み方>
・「英語を英語のまま読む」のはGraded Readersと同じだが、
読書速度は気にせず読む。
・作者の文章表現を味わい、気になった所は英文解釈もする。
⇒ここでいう「英文解釈」とは、受験英語の構文解析や日本語に訳すことではなく、
「なぜ作者はここでこの言葉を使っているのか?」「このシーンでの登場人物の心情は?」
というような事を考えて解釈する、という意味です。いわゆる「文学研究」ですね。
私は大学で日本文学専攻でしたが、ずっとこういう事をやっていました。
解釈をするためには、速読するのでなく、じっくりと味わって読む必要があります。
・知らない単語に出会ったら、どういう意味かを文脈から推測した上で
英英辞典を引き、イメージ(意味)を解釈する。
⇒英語→イメージの直訳を身に付けるために、なるべく和訳は見ません。
英英辞典を読んでもなお解釈できない場合にのみ、和訳を見ます。
また、英英辞典で新たに知った語のイメージを絵に描いて、
単語の意味をイメージで覚える。
⇒英語→英英辞書に載っている定義の文章→イメージ、の連想だと
言葉を解釈するのに時間がかかるため、イメージで覚えるようにします。
私は、大きめの付箋紙に
英単語+その語の表すイメージ図+(小さい字で)英英辞書での定義
を描いて、パソコンの前の壁に貼ってちょくちょく見ています。
「辞書を引かない」から思いっきり外れますが…(これについては別記事に書きますね)
「Kidnapped at Birth?」を読んでいて出会った未知の英語について、
そのイメージを英英辞典を引きつつ私なりに解釈し、
絵に(描けるものは)描いてみました。
…とはいえ私の絵をここに晒すのも恥ずかしいので、
文章でご紹介させていただきます

文章のボリューム上、特に印象的だった英語のみご紹介しますね。
【shrug】
英英辞典にはそのものズバリ、図説がありました。
欧米人が「A~ha, I don't know」とか言いながらやるあのポーズです。
(で伝わるかしら…?)
【giggle】
授業中にMarvinが「自分は本当は王様の子供だ!」と
トンデモ発言(?)をするのですが、その放課後、
そんなMarvinにクラスメートが「Good-bye」と挨拶するシーンで
クラスメートの動作として「giggle」が使われています。
英英辞典を引くと
to laugh in a silly way because you are amused,
embarrassed or nervous.
とありました。
直訳すると「楽しんだり、動揺したり、ナーバスになった時にするおバカな笑い!?」
これら3シーンに共通する笑い方って…???
と考えてみたのですが、おそらく、「ちびまる子ちゃん」の山田君の笑い方のような
「あはっ、あはっ」という感じの笑い方なのかな?引きつり笑いというか…。
【Neat!】
Marvinの友人がMarvinに向かって言った言葉です。
一瞬、あの「ニート(働きたくない無職の人)」かと思って驚きました

「neat」とは、「しっかりきっちり言われたとおりにやる」という意味があって、
その派生でアメリカ口語では「Good! 」「Excellent!」という意味で使うそうです。
これはアメリカの話だし、後者の意味のようですね。
【stick out】
Marvinがペットのトカゲに話しかけると、トカゲが「stick out his tongue」します。
「stick out」は棒みたいなのがにゅっと出てくる感じかな?にょい棒みたいな。
ここでは、トカゲの舌がにゅっと出てくる感じを表しているのかなと思います。
また、Marvinが女性に質問された時、Marvinのお母さんが「stick up for him」して
代わりに質問に答えるシーンがありますが、
これもMarvinの背後からお母さんが「にゅっと出てくる」感じなのかなと思いました。
お母さんはMarvinよりも背が高いから、Marvinの真横(=out)でなく
Marvinの斜め上(=up)ににゅっ
