大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
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今作では、Marvinが、Suiside Hillと呼ばれる
度胸試しの丘(?)の自転車下りに
チャレンジする日までの、
不安やら葛藤に焦点を置いた話です。
学校の休み時間のシーンで、前作でJoeが広めた
遊びをやっていて、物語のつながりを感じました。
こういう小ネタが仕掛けられているのも、
このシリーズの面白いところですね~。
そして、そういう笑いを散りばめつつ、
クライマックスはやはり感動です。
全編を通して気弱でビビりなMarvinでしたが、
いざ本番となると、スッと坂下りを始める。
話の当初は、クラスメイトの空気に流されて渋々チャレンジを決意したのですが、
Suicide Hillに来てみると、ギャラリーはMarvinの家族だけ。
あれだけ煽ったクラスメイトが誰も見に来ていないのだから、
最悪、チャレンジしなくてもバレないわけです。
なのにそんな事は考えもせずにチャレンジした、Marvin。
そこには、Marvinの中で、きちんとした「坂下りにチャレンジする理由」が
見つかったからだと思います。
他の誰のためでもない、自分自身への挑戦…かな?
Marvinは想像力豊かで、気弱なイメージですが、
ここぞという時には、きっとした強さをみせる。
そんな男の子だと思います。
さて、英語の話ですが…
子供向けの本、かつ、会話文中心なので、
口語(informal)表現が多いこのシリーズ。
今作でも、"I dunno."(=I don't know)
や"Hiya."(=Hi you.)などの口語が登場します。
今回もSSS多読法からそれて辞書を引きつつ読みましたが、
「この単語の意味はわかった上で読んだ方がいいな」と
思ったKey Wordsはこちら↓
・wipe out 「(特にスポーツで)転倒する」
→「すってんころりん」なイメージかな?
Wipeは、ほうきで床をはくようなイメージ(レレレのおじさんがやるようなの)ですからね。
Clarence(Marvinのクラスのジャインアン的存在)が、
MarvinがSuiside Hillの自転車下りにチャレンジすると聞いて、
"It's going to be the biggest wipe-out in histry."
と言います。
「どうせ派手にすっころぶんだろ~?」
というような、意地悪なニュアンスが伝わってきますね。
・wimp「ビビり《口語》」
→約束の時間に間に合わない!とSuicide Hillに急いで向かっている途中、
Marvinは、Suiside HillでMarvinを待っているであろうギャラリーが
"Marvin Redpost was a wimp."
と言っているのを想像します。
「あいつビビりだから来ないんじゃね~の」
というようなニュアンスですかね。
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<ここまでの多読>358,617語/99冊
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とうとう6/8作目まで来ましたよ。
今回の話は、タイトルからはイメージ付かないけれど
皆と一風違う転校生、Joeをめぐるお話。
前作同様、タイトルとJoeとのつながりが
「???」だったのですが、後半につながりました。
Joe伝授のあの遊びとつながってるのね。
…って、Marvin、予知夢見たってこと!?
今回の話も、時におかしな仕掛けに笑いつつ、
真剣に考えさせられるテーマも
含まれているなと思いました。
今回でいうと、「皆と違う人を受け入れるということ」について。
小中学生ぐらいまでは(特に日本では?)、
「皆と同じであること」が暗黙の了解としてあり、周りと違っている人は
「浮いている」「変わっている」と仲間外れの対象にされてしまった記憶があります。
Joeも、クラスの皆と異なった雰囲気や価値観がもとで、
「Door Key = Dorky(「バカな人」とか、笑い者の意)」と呼ばれてしまいます。
しかし、MarvinだけはJoeのことを軽蔑しなかった。
Marvinのやさしさは、「Alone in His Teacher's House」でも見られましたが、
今回も、Marvinの人を思いやる気持ち、人を大切にする気持ちが出ています。
「Why Pick on Me?」で、Marvin自身がクラスで仲間外れにされた経験も
Joeにやさしくした一因かもしれませんね。
それと、話の中に「Jell-O」というデザートが登場しますが、
Joe同様、私もJell-Oというものを知りませんでした。
ちょっと調べてみたところ、Jell-Oは商品名で、
アメリカの、家庭で作るインスタントゼリーみたいですよ。
※日本語の参考サイトはこちら↓
http://www.paanilani.com/jello.htm
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/6374/jello.html
こうやって読んでいる本の中にデザートが登場すると、
食べたくなっちゃうんですよね~。甘い物好きだし。
ソニープラザとかで売ってるのかな?
こうやって、外国の文化(食生活など)が垣間見えるのも
ネイティブ向けの本を読む楽しみの一つです。
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<ここまでの多読>351,267語/98冊
さすがに、レギュラーメンバーの
性格や位置づけは覚えました。
今回は、なんと!Marvinの教室に
アメリカ大統領が突如訪問する話。
とはいえ、話の冒頭は
全然違う話から始まって、
「これが大統領訪問と何の関係が?」
と思いましたが、あとでしっかりとつながりました。
先生、よりによってこんな日に…w
メインはやっぱり、大統領とMarvinのクラスの
生徒とのやり取りのシーン。
子供ならでは(?)の自由な発想から来る質問は、
さすが子供って純真なんだな~と思いました。
そして思ったのが、アメリカという大国の大統領であっても
一人の人間なのだ、ということ。
ちゃんと感情を持っていて、国民に対する熱い思いを抱いている。
(まあ、この大統領は架空の大統領だと思いますが…)
また、たとえ人口が非常に多いアメリカであっても
国民一人一人の力が集まってアメリカという国が成り立っているのだな、と
大統領とMarvinとのやり取りを見ていて思いました。
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<ここまでの多読>344,018語/97冊
ORT2「The Foggy Day」(YL0.2, 67語)
最後、monsterが出てきたと思ったら・・・!
その正体にウケました。
ORT2「The Headache」(YL0.2, 22語)
最後のページまでタイトルと話が
つながらなかったけれど、最後のページで謎が解けました。
ORT3「The Mud Bath」(YL0.3, 90語)
これも、最後のオチが面白かったです。コントみたいでした。
ORT5「Gran」(YL0.5, 309語)
またもやイラストレータの中の人らしき男性が登場。
おばあちゃんは、子供に負けず劣らずおてんばなのね。
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<ここまでの多読>336,673語/95冊