大学受験以来のやり直し英語学習で得た教訓やノウハウ、英語教材をご紹介。現在はTOEIC900点目指して勉強中!洋書多読(SSS式)時代の洋書レビューも有。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Super Fast, Out of Control(YL2.5 / 7,350語)
今作では、Marvinが、Suiside Hillと呼ばれる
度胸試しの丘(?)の自転車下りに
チャレンジする日までの、
不安やら葛藤に焦点を置いた話です。
学校の休み時間のシーンで、前作でJoeが広めた
遊びをやっていて、物語のつながりを感じました。
こういう小ネタが仕掛けられているのも、
このシリーズの面白いところですね~。
そして、そういう笑いを散りばめつつ、
クライマックスはやはり感動です。
全編を通して気弱でビビりなMarvinでしたが、
いざ本番となると、スッと坂下りを始める。
話の当初は、クラスメイトの空気に流されて渋々チャレンジを決意したのですが、
Suicide Hillに来てみると、ギャラリーはMarvinの家族だけ。
あれだけ煽ったクラスメイトが誰も見に来ていないのだから、
最悪、チャレンジしなくてもバレないわけです。
なのにそんな事は考えもせずにチャレンジした、Marvin。
そこには、Marvinの中で、きちんとした「坂下りにチャレンジする理由」が
見つかったからだと思います。
他の誰のためでもない、自分自身への挑戦…かな?
Marvinは想像力豊かで、気弱なイメージですが、
ここぞという時には、きっとした強さをみせる。
そんな男の子だと思います。
さて、英語の話ですが…
子供向けの本、かつ、会話文中心なので、
口語(informal)表現が多いこのシリーズ。
今作でも、"I dunno."(=I don't know)
や"Hiya."(=Hi you.)などの口語が登場します。
今回もSSS多読法からそれて辞書を引きつつ読みましたが、
「この単語の意味はわかった上で読んだ方がいいな」と
思ったKey Wordsはこちら↓
・wipe out 「(特にスポーツで)転倒する」
→「すってんころりん」なイメージかな?
Wipeは、ほうきで床をはくようなイメージ(レレレのおじさんがやるようなの)ですからね。
Clarence(Marvinのクラスのジャインアン的存在)が、
MarvinがSuiside Hillの自転車下りにチャレンジすると聞いて、
"It's going to be the biggest wipe-out in histry."
と言います。
「どうせ派手にすっころぶんだろ~?」
というような、意地悪なニュアンスが伝わってきますね。
・wimp「ビビり《口語》」
→約束の時間に間に合わない!とSuicide Hillに急いで向かっている途中、
Marvinは、Suiside HillでMarvinを待っているであろうギャラリーが
"Marvin Redpost was a wimp."
と言っているのを想像します。
「あいつビビりだから来ないんじゃね~の」
というようなニュアンスですかね。
===================================
<ここまでの多読>358,617語/99冊
PR
COMMENT
TRACKBACK
TrackbackURL