Matilda（YL3.2 / 7,900語）

Matilda (Penguin Joint Venture Readers)
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いや～、「Marvin Redpost」シリーズ以来のツボ作品でした！
面白さのあまり、食事しながら読んじゃいました
初めてのPGR3（YL3.2）ということで、自分がスラスラ読めるレベルの限界に
挑戦したつもりでしたが、PGR3もスラスラっと読めちゃいました。
たま～に、さっと読んだだけでは意味が頭に入ってこない
（音読はできるが、読みあげるスピードに理解スピードがついてこない）
箇所がいくつかありましたが、単語でつまることはありませんでした。

Storyは…Matildaの過激ないたずら（というか復讐？）が面白い！
勧善懲悪ストーリーで、読んでいてスカッとします。
この作品においては、Matildaの両親も完全に悪として描かれているので
「家族の絆」的なほのぼの感は全くないです
天才少女Matildaが悪い大人をやっつける、という要素が強かったです。
終わり方は、「続編もあるかも！？」と思わせるようなものでした。

作者は、イギリスの有名な児童文学作家、Roald Dahl。
日本だと、映画にもなった「チャーリーとチョコレート工場」が有名かと思います。
私が読んだPGRは、retold版といって、PGR3レベルに合わせて書き直されたもの。
原書はペーパーバックです。YL5.0、40,000語。

Matilda (Puffin Novels)
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前々から本屋さんで平積みされているこの本を見かけては、
気になっていたのでした。
けれど、「今の私にはまだレベルが高い？」と思って保留にしていたのです。
そんな折に、自分が今読んでいるレベルにretold版があるのを発見し
即！借りてきました。

Retold版も面白かったですが、総語数が1/5に短縮されているからか
Matildaが不思議な力を手に入れた理由が
全然書かれていなかったり、心情描写があっさりとしていたので
原書でもう一度、じっくり味わいながらこの話を読んでみたい！と思いました。

一回retold版で読んだ話の原書を読む…って、
飽きっぽい性格の私は今まで考えたことがなかったのですが
この「Matilda」は「もう一回読みたい！しかも原書で！！」
と初めて思った作品でした。

次回ブッククラブに行った時に探してみようっと♪
（なかったら買っちゃうかも…！）

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＜ここまでの多読＞445,677語／123冊

Matildaは天才少女。4歳にしてすでに図書館の児童書を全部読破し、
5歳にして3桁の計算もラクラクと暗算できてしまう。
しかし、Matildaの両親はMatildaの才能を全然認めず、
むしろ「読書ばかりしている根暗で変な子供」と思っていた。
ちなみに、Matildaの父親はサギの中古車ディーラー。

Matildaは、自分につらくあたる両親をこらしめようと、
父親の帽子の内側にglueを塗りたくって
父親の頭から帽子が外れないようにしたり、
「Dedman's dinner!」と叫ぶオウムを友達から借りてきて
両親に幽霊騒ぎを起こさせたりする。

Matildaが学校に入ると、学校の先生＝Miss Honeyが
Matildaの頭の良さに驚き、ぜひその才能を活かしたいと考える。
しかし、校長のMiss Trunchbullは「Matildaの父親から、
Matildaはろくでもない子だと聞いている」と拒否。
Miss Trunchbullは恐くて有名な女bossで、Matildaの父親から
車を買った（しかし、騙されたとはまだ気付いていない）。

ある日、Miss TrunchbullがMatildaのclassの授業に来た。
そこで、Matildaに突然不思議な力が目覚め、
Miss Trunchbullのコップを超念力で倒してしまう。

Matildaと仲良くなったMiss Honeyは、
自分がMiss Trunchbullの姪であること、
また、死んだ父親の遺産を勝手にMiss Trunchbullに奪われて
自分は貧しい生活をしていることを打ち明ける。

Miss Honeyを助けたいと思ったMatildaは、
再びMiss TrunchbullがMatildaのclassに来た際に
超念力でチョークを操り、Miss Honeyの父親の亡霊のふりをして
黒板に、Miss Honeyに遺産をゆずることを命じる文を書いた。
それを見てすっかりMiss Honeyの父親の亡霊が出てきたと思い込んだ
Miss Trunchbullは、気絶。
ショックのあまり学校を去ってしまい、遺産はMiss Honeyに全て譲った。

Matildaが家に帰ると、両親が急に引越し準備をしていた。
父親の悪行が村中に広まったので、警察が来る前にスペインへ逃亡するらしい。
それを聞いたMiss Honeyは、Matildaに
この村に残って一緒に住むことを提案する。
Matildaは喜んで賛成。両親を説得し、Matildaは
両親から離れてMiss Honeyのもとで暮らすこととなった。