Love Story（YL3.2 / 8,600語）

Love Story (Oxford Bookworms Library)
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初のOBW3です。
OBWは、巻末にgrossary（語彙解説）が付いているのがいいですね。

これ、本屋に平積みされていたので
「きっと人気作品なのね♪」と期待して読んでみました。
・・・うん、確かにいい話だったわ～
タイトルだけで想像すると、めくるめく愛のストーリーかと思っちゃいましたが、
ラブラブなシーンはほとんどなく、愛する人や父親との
感情の軋轢（あつれき）・葛藤に焦点を置いた作品でした。

主人公Oliverは、愛する人や、特に父親に対しては
素直になれないところがあり、父親とのわだかまりをずっと抱えたまま
年月が過ぎていきます。
しかし、ある重大な出来事をきっかけに、その心が解けていく…というもの。

Jennyの
"Love means you never have to say you're sorry."
というセリフが素敵だな～と思いました。
Loveのある関係間では、（いい意味で）謝る必要なんてないのかー！

それと、今回は読書速度を計ってみました。
結果は180語／分…！
簡単な文のページで計測したからかな？
感触としては、「Matilda」の時と同様、
一回さらっと読んだだけでは意味が頭に入ってこない箇所が
いくつかありましたが、基本的にはスラスラ読めました。

う～ん、YLを上げようかどうしようか？悩みどころです

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＜ここまでの多読＞454,277語／124冊

Oliver Barrettは実業家の金持ちの家の息子で、Harvardで法律を学ぶ秀才。
部活ではアイスホッケーをやっている。
Oliverは、いつも利用している図書館の窓口で働いているJenny Cavilleriと
恋人関係になる。JennyはOliverと同じ学年。

二人は、大学を卒業したら結婚することを誓い合うが、 
Oliverの父は、Jennyの生まれが貧しいことを理由に結婚に反対。
「Jennyと結婚するなら遺産はやらない」とOliverに言う。
元々父親に反抗心を抱いていたOliverは、これを機に父親と絶交する。

OliverとJennyは結婚し、自分達の稼ぎだけで生活をしていたが、
子供を作ろうとしても中々できないことを不審に思い、病院へ。
すると、Jennyが血液の病気（白血病？）であることが判明する。

Jennyの病気の治療に多額のお金が必要になり、
Oliverは嫌々ながら父親の元へ出向き、お金を借りる。
父親に理由を聞かれたが、Oliverは強がって、
お金が必要な本当の理由は話さなかった。

OliverとJennyの父とでJennyを看病していたが、
Jennyは帰らぬ人となってしまう。
Jennyの死を見届けた後病院から出ると、
どこかからJennyの病気のことを聞きつけ、駆けつけたOliverの父がいた。
Oliverはそこで初めて、父親の前で泣いた。